PTSで信用取引ができる?金融庁が規制緩和で私設取引所にも解禁を検討

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株の信用取引、夜間も 17年にも証取外で解禁 金融庁検討

金融庁はお金を借りて株を買うなどする信用取引について、東京証券取引所が閉まっている早朝や夜間もできるようにする規制緩和に乗り出す。いまは取引所にしか認めていない信用取引を、証券会社などが独自に運営する「私設取引所」にも解禁する方向だ。個人投資家の株売買で半分以上を占める信用取引の利便性を高め、株式市場の活性化につなげる。

株の信用取引、夜間も 17年にも証取外で解禁 金融庁検討

– 日本経済新聞 2016/08/29

私設取引システム(private trading system 略称 PTS)とは

株式売買を取引所外で行うための取引システムの総称。取引所間の競争を促す目的から1998年の証券取引法の改正で証券会社の業務として認められた。個別免許が必要な取引所と違い、証券会社が金融庁から認可を得れば開設できる。カブドットコム証券が私設取引システム(PTS)を活用して、2006年9月から本格的に夜間取引を始めたのが最初。取引が薄いため価格形成に難があるとの見方もあるが、夜間取引の使い勝手がよいためか、年々、市場規模は拡大している。

PTS取引のメリット

PTSは市場が開いている時間以外にも売買を行う事ができる。
・デイタイム・セッション 8:20~16:00
・ナイトタイム・セッション 19:00~23:59

よって15時に好材料となる開示が出た場合、その銘柄をPTS取引にて翌日を待たず買う事ができるといった利点がある。

PTS取引のデメリット

夜間に材料やニュースが出るなどして一時的な上昇となった際に釣られて買ってしまうと、翌日の寄付きでは無反応、と言った事も多々ある。

信用取引でのPTS売買が実現した場合

現在個人投資家がPTS取引を行う事ができるのはSBI証券だけといってもいいだろう。これが、これが実現すればほとんどの証券会社が参入してくると予想できる。

即ち、投資家からすれば相場時間の延長のようなものになる可能性もある。場中取引も私設取引所からの売買が増えてくるのではないだろうか。

ただでさえ昨今の日本株は変動が激しい。

例えば夜間、NYダウが下落ムードからスタートした場合はどうだろうか。
翌日の日経平均に影響すると思って夜間の内に売ってしまいPTSのナイトタイム・セッションが引け、その後ダウが戻し結局日本に大きな影響がなかった、などという可能性もある。この場合無理して売っていたなら損失だ。そしてその逆も考えられるだろう。

もちろん現時点では「夜も株取引」という投資家は考えられる程多くは無いだろうが、これが当たり前になっていくとすればより値動きの激しい相場になっていくのではないかとも思う。

今回の規制緩和について賛成か反対かで言えば、もちろん賛成ではあるんだがな。

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