始めたばかりの投資家向け(銘柄選び実践編)

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さて、株式投資を始めてみて、難しいと感じ始めているかもしれないな。

株式投資は、取引の回数をこなしていかないと当然見えてこないものがある。それは知識ではなく経験だ。何度も何度も取引をこなしていくと、一定の法則性に気づくだろう。一般的にはテクニカルと呼ばれるものだ。銘柄のPERなどを目安とするのも当然なんだが、投資家によってはチャートの状態のみで銘柄を選ぶ人もいる。そういった経験を元に得る事のできる知識で利益を得る事も出来るだろう。「はじめての株式投資」でも説明したが基本にるのはやはり、「安く買って高く売る」という事に尽きる。もちろんはじめてから勝ちまくっている投資家でも読んでおくべき内容をまとめているので是非読んでほしい。

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銘柄選びに慣れてきたら、より取引技術を意識する

はっきり言って毎度毎度安値で買う事は出来ない。どうしても「ここで買っておけばよかった」と感じる事があるだろう。それは前向きに考えて「安値で買う」を意識するより「高値掴みをしない」方を意識してみるといい。その上で買い下がる前提で少しずつ買い始めるのがベストだろう。もちろん株価が急激に上がっているタイミングを掴めるのなら乗っておく必要がある時もあるがここでは危険性の高い売買の説明はしない。リスクも重視しながら投資する、というのを前提で話を進めていくが、安全だと思える株価で買う事が出来たら、次に重要なのは「いかに高値で売るか」となる。だがここでは「いかに高値で売るか」より「いかに利益を得る事が出来るか」を重要視したい。

利益を得るためのポイント

「ここが高値だ」と思って売ってもその翌日には更に高値となる場合もある。だがそれを判断するにはその銘柄の業績から掲示板やツイッターなどから見る他の投資家のスタイル、また今株価が上がっている理由などあらゆる想定をしなければならない。

何年も株式投資をやっている手慣れているはずの個人投資家でも実はこれらをあまりやっていない。おそらく自分の資産なのにも関わらず、掲示板やツイッターなどで「○○さんが売った」から売るという判断をしている投資家も多いというのが現状ではないだろうか。

始めて間もない投資家が知識が追い付かずそのスタイルになってしまう事は間違いではないだろう。

だが考えてみてほしい。

人の意見だけを鵜呑みにして投資をしている投資家がそのスタイルだけで何年も株式投資をやっていけるだろうか。やっていけないと断言はしないがやっていける個人投資家がどれだけいるかと言えばさほどいないだろう。自己判断出来なければ大きな上昇、また下落する事があった時に対応出来ないはずだ。

個人投資家が増え続けていると言われる昨今、アベノミクスが低迷しているとわかると一気に投資家も減っている事がわかる。それは東証の1日辺りの売買代金を見れば一目瞭然。売買代金が減少するというのは閑散相場とも言われるが、取引がそれだけ行われていないという事になる。生き残っている投資家はやはり自身で知識・経験を身に着け、外部の情報も参考程度にしている投資家ではないだろうか。そして俺もこの記事を書いていて、読んでくれている方には是非そういった投資家になってほしいと願っている。

話が逸れてしまったが、一番の目的は「利益を得る」という事だから、欲張った高値を狙う事なく腹八分目程度で売ってしまう事が理想だろう。後にそこがほぼ高値だったという事も充分にある。そこが高値じゃなかったとしても欲張って持ち続けて売り損ない、ピークをすぎて損失になってしまうよりはよっぽどいいではないか。

株価チャートに慣れる

テクニカル分析という言葉がある。チャートに現れる一定の法則のようなものだ。所詮取引しているのは人間であるから、心理を意識した動きになりがちだ。それがチャートを見ればわかるというわけなんだが、テクニカルで用いた見方は多くの種類があり、そういった事は専門サイトにおまかせするとして、(「株 チャート」などで検索してみてくれ)ここでは最低限必要だろうと思える見方をいくつかご紹介する。

移動平均線

文章で説明すると、当日から遡ったある一定期間の終値平均値を、1日ずつずらし、グラフ化し、日々の株価の傾向をみようとする指標である。移動平均線というのは投資家が目安とする一番メジャーな指標だ。すなわち移動平均線を超えてくるかどうかでその銘柄の強さがわかる。日数による代表的な目安は4つ。

5日移動平均線

直近5日間の終値を平均値化して線としてつなげたもの。
短期的な株価の動きを見るための指標となる。

25日移動平均線

直近25日間の終値を平均値化して線としてつなげたもの。
スイングトレード向きで、判断材料として一番よく使われる指標。

75日移動平均線

直近75日間の終値を平均値化して線としてつなげたもの。
トレンドの変わり目を見る事ができる指標。

200日移動平均線

直近200日間の終値を平均値化して線としてつなげたもの。
個人よりも外国人などの大口投資家が指標としており、
最も重要な中期線として知られている。

この4本を意識しながらチャートの動きをチェックすると見慣れるきっかけになるだろう。だが、証券会社のツールによっては3本しか設定できないものもある。そんな時は短期を目安とするなら「5日、25日、200日」、中期を目安とするなら「25日、75日、200日」と設定も工夫する必要がある。

一目均衡表

一目均衡表とは、株価の均衡状態を捉えるチャートで、「基準線、転換線、先行スパン1、先行スパン2、遅行スパン」の5つの線と1つの雲で構成されており、それぞれに緻密な計算式が盛り込まれている。プロでもよく使うテクニカル手法のひとつだ。
雲と呼ばれる枠をローソク足が抜ける事でトレンドの転換点などを予測していくようなものだな。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは、移動平均を表す線と、その上下に値動きの幅を示す線を加えた指標の事。こちらもトレンド予測が軸となるが、買い過ぎや売られ過ぎの判断もしやすくこちらも有名なテクニカル手法のひとつだ。
基本的な動きとしては「スクイーズ」「エクスパンション」「バンドウォーク」と呼ばれ、収束と拡張を繰り返す動きになっているのが特徴。

代表的なものはこのくらいだが、突き詰めていくと種類もあり、更に細かい分析を行う事も可能だ。

掲示板やツイッターを信じ込まない

掲示板やツイッターを利用するのは決して間違ってはいない。ただ上記でも述べたが自身の投資なのだからやはり人の発言だけを理由に取引はしない方がいいだろう。
偶然それで利益を上げる事が出来てしまうとどうしても「同じ事がまた起きるのでは?」と考えてしまうものだ。人がいいと思う銘柄よりも自分がいいと思う銘柄を意識すれば、自身で銘柄も探せるようになるだろう。ただ活用する事自体は非常に大事だ。第三者の意見の中でいい銘柄を見つけ出せばいいんじゃないか。

最後に

ここまではじめての株式投資から始めて間もない株式投資までをまとめてみたが、口すっぱく言うと株式投資は自己判断。誰が何を言おうが自分の資産は自分で管理する事だな。とにかく人にアドバイスは受けても完全に委ねない事でいい個人投資家になっていくのではないかと思う。もちろん臨機応変に売買できるかがポイントになるから、軸になる自身の投資スタンスを確立していけばいいと思う。

ここでは「やっぱり難しい」となってしまわないように、難しい事を一切説明しているつもりはない。他にも決算の見方から四季報の読み方、業績推移の辿り方から週足、月足チャートの見方までまだまだやるべきことはある。それらはネットで検索するなり、専門書を買って見るなりで少しずつ覚えていくといい。それでは健闘を祈る。

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