株初心者向け はじめての株式投資(実践編)

beginner-step2

いよいよ実践、株式投資を始めるわけだが、銘柄を選ぶ前に重要なポイントをくつかご紹介する。

スポンサーリンク

取引のタイミング

株式市場の値動きは年々荒くなっている。株式投資歴10年以上の俺でも苦労する場面も多く、初心者が取引を始めるにはまず日本の株式市場がどのような状態なのかを簡単にでも把握しておく必要がある。そこで、これから上げる要点をクリアしていれば、取引する環境が整っていると考えてもらうといいだろう。

今、この記事を読んでいる日の為替が極度な円高になっている場合

これはニュースを見ればわかる程度の話でも大丈夫だろう。上記で述べたように株式市場の値動きも荒くなっているが、同様に為替市場も荒くなっている。もし今が円高と騒がれているようであればこのタイミングは避けた方がいいだろう。

今、この記事を読んでいる日の日経平均が200円以上値下がりしている場合

暴落真っ只中の最中では、どの銘柄も売りが発生しやすく特に初心者の投資家が買うには難易度も高い。ここも気をつけておくべき所のひとつ。

上記2点が買うチャンスと見る投資家がいるのも事実だが、先ほど述べた通り俺の見解では初心者には難易度が高いと考えられるから、そんな無理をしてまで買っていく必要もないだろう。

では、日経平均も為替も大きな変動がない日を選びつつ、どの程度その株を(保有する)持っておくかを考えてみよう。

株の保有期間

保有期間には簡単に3つのパターンがある。短期・中期・長期だ。

短期というのは1日以内~約1週間くらいを目安とした投資期間。1日以内で買って売る事をデイトレードとも言う。数日保有する事をスイングトレードとも言う。
これらは短い期間で利益を確定できるメリットもあるが、頻繁に株価をチェックできる状況じゃないとデメリットにもなりかねない。だがはじめて株式投資を行う際にはこの短期での投資で取引に慣れる事も重要である。

中期というのは1ヶ月~半年くらいを目安とした投資期間。また1年程度でも中期投資と呼ぶ場合もあるが、ここでは上記を目安とする。中期~長期の場合は多少の変動があっても持ち続け、長い時間をかけて株価が上昇すると予想して取引を行う。

長期というのは1年以上保有していれば長期投資と呼んでいいだろう。中にはその会社の株主優待目的で一生持ち続ける投資家もいる。→(株主優待についてはこちら)

中期~長期で投資するには、世界情勢から日本の経済状況までを理解した上で、その企業が成長し業績も今後伸びていくと予想し取引をする。利益を得られる機会は短期に比べると圧倒的に先の話になるが、いい企業を選ぶことができれば株価100円で買った銘柄が数年後1000円になるという事もありえる話だ。

さて、簡単ではあるが3つのパターンをまとめてみた。そして上記で述べたように、はじめて株式投資を行う際には短期での投資で取引に慣れる事がやはり重要で、最初から中期~長期目的は視野から外してもいいだろう。

それでは、いよいよ銘柄選びだ。

簡単ではあるが銘柄を選ぶコツをいくつかご紹介していく。

株初心者の銘柄選び

株式投資の基本は「安く買って高く売る」という事。いかに安い株価で買えるかがポイントだが、そんな簡単に安い株価だと判断出来るわけもない。それは初心者だからではなく、個人投資家全てに言える事だから安心してほしい。

まず安い株価だと思う銘柄を上場している企業の中から選ぶわけだが、3500銘柄ほどある数をひとつひとつ見ていくわけではない。

では消去法で余計な対象を外していこう。

最低単元で50万円以下の銘柄

高すぎる銘柄は、株価のわずかな変動でも利益や損失が大きくなる。わかりやすいところでいうと、任天堂を買おうとすると最低でも200万円以上必要になり、100円あげれば1万円の利益、100円下げれば1万円の損失となる。初心者がこのリスクを負うべきではない。

もちろん最初にいくら資金を投入したかにもよるが、株価5000円以下で単元数100程度の銘柄がいいだろう。

株初心者は低位株を狙え!少額で投資できて大きな利幅も狙える低位株の魅力とは?

目に見える市場テーマ

テーマというのは、日本に限らず世界でも注目されているもの。国内でわかりやすく例を挙げると、2020年に行われるオリンピックのために東京都内では色々な箇所で工事が進められているが、その場合工事を請け負う企業は仕事が増え、それに伴った求人なども行い、最終的に業績が上がっていくと予想できる。※もちろんその企業が他の事業でマイナスであればその比ではないが。
きっかけとなっているのはオリンピックであるため、市場テーマとしてはオリンピックに関連した上場企業に目が向けられやすい。そういう考え方だ。

市場テーマというのは銘柄を選ぶ上で非常にわかりやすい目安となっており、検索サイトでも例えば「オリンピック 関連株」と検索するだけでオリンピックに関連した銘柄を一覧で教えてくれるサイトも多数存在する。そういったものからいくつかの銘柄に絞る事が出来る。

いくつかテーマの例を以下に挙げてみるので参考程度に調べてみるといい。

株式市場は生活のあらゆる事がテーマになり、株価が変動していく。そのためテーマも膨大な量が存在する事がわかるだろう。テーマを絞るには今報道されているニュースの中から照らし合わせると今注目されているテーマも見えてくるだろう。

今大きく値上がりしている銘柄は除外する

テーマをある程度絞ったら、今度はその中でどの銘柄がいいかを見つけるわけだが、既に大きく値上がりしている銘柄を選んでしまうと、それ以上値上がりする可能性が非常に低い。もちろん株価が上がり続けていく銘柄もあるが、上がり続けるには理由があり、更にその理由を調べていかないといけない。はじめての株取引には非常に難しい話だ。

出来高に注目する

極端に値上がりも値下がりもしておらず、出来高のある銘柄を選ぶのがポイントとなる。出来高とは、株の売買が成立した株数の事を指す。つまり買いにせよ売りにせよその銘柄が注目されているという事だ。

見極めとしては2つのパターンに分かれる。その銘柄のチャートを見てその時系列を追っていくとわかるんだが、「株価が下がり続けてきた銘柄の出来高が増えてきた場合」は、注目度が上がっており、今後株価が上がる可能性を秘めている。反対に、「株価が上がり続けてきた銘柄の出来高が減ってきた場合」は、注目度が下がっており、今後株価が下がる可能性を秘めているという事だ。

もちろん100%そういう動きではないのだが、判断材料のひとつとして捉えてほしい。

1回の取引で投資資金の全てを使用しない

銘柄を決めたらいよいよ取引を行うわけだが、1回の取引で投資資金全てをつぎ込まないのがポイントになる。

例えば、投資資金10万円で100円の株価で単元100の銘柄を買う場合、
1000株買う事ができる

※実際は証券会社の手数料が発生するため1000株買う事は出来ないがここでは手数料度外視での説明とする。

上記の場合1回の取引で1000株購入した場合、その後株価が90円になると1万円の損失になる。だが、100円で資金半分の500円で買い、その後株価が90円になったら5000円の損失で済む上に、残り投資資金が5万円残っているわけだから、新たに90円で買う事が出来る。
90円で500株買った場合、

(1000円×500株)+(90円×500株)=95000円
95000円分取引をして、1000株保有している事になり、

95000円÷保有数1000株=95円

95円で1000株持っている事になるわけだ。(これを平均取得単価という。)

投資資金10万円で100円の株価を1000株買うより安く取得出来ている事がお解りいただけるだろうか。これを「買い下がり」と言って、変動する株価に合わせて少しずつ買い足していく事を指す。

この場合その後株価が100円に戻った場合、買い下がる事によって5000円の利益になっている事がわかると思う。

このように常にリスクを考えて、全力投入をせずに慎重に買い進む事が非常に大事である。

以上で、株初心者向け はじめての株式投資(実践編)としての説明は完了だが、株式投資は奥が深く、慣れてくると判断材料はもっと増える。チャートも見慣れていかないといけないし銘柄の指標となる収益率などもある程度理解しておかないといけない。そういった話は次の「始めたばかりの投資家向け(銘柄選び実践編)」でご紹介させて頂く。

始めたばかりの投資家向け(銘柄選び実践編)

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加